構文
構文は以下の通りです。
Workbooks("ブック名").Activate
解説
特定のブックをアクティブにするために使います。ブック名には、アクティブにしたいブックの名前を指定します。Activateという言葉は、「アクティブにする」という意味です。つまり、指定したブックを表示して、そのブックで作業ができるようにするためのコマンドです。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub ブックをアクティブにする()
Dim ブック名 As String
ブック名 = "サンプル.xlsx" ' アクティブにしたいブックの名前を設定します
' ブックが開いているか確認し、開いている場合はアクティブにします
On Error Resume Next
Workbooks(ブック名).Activate
If Err.Number <> 0 Then
MsgBox ブック名 & " が見つかりませんでした。"
End If
On Error GoTo 0
End Sub
Dim ブック名 As String
ブック名 = "サンプル.xlsx" ' アクティブにしたいブックの名前を設定します
' ブックが開いているか確認し、開いている場合はアクティブにします
On Error Resume Next
Workbooks(ブック名).Activate
If Err.Number <> 0 Then
MsgBox ブック名 & " が見つかりませんでした。"
End If
On Error GoTo 0
End Sub
上記のプログラムは、「サンプル.xlsx」という名前のブックをアクティブにすることができます。もし、そのブックが開かれていない場合は、メッセージボックスで「サンプル.xlsx が見つかりませんでした。」というメッセージが表示されます。
まとめ
Workbooks("ブック名").Activateを使うと、指定したブックをアクティブにすることができます。