ExcelVBAでTimer関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

Timer

解説

Timer関数は、0時からの経過秒数を返す関数です。この関数を使うことで、プログラムの実行時間を測定することができます。例えば、ある処理がどれだけ時間がかかるのかを調べるときに使えます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 実行時間測定()
    Dim 開始時間 As Double
    Dim 終了時間 As Double
    Dim 実行時間 As Double
    ' 開始時間を取得
    開始時間 = Timer
    ' 測定したい処理（ここでは例としてループ処理を行います）
    Dim i As Long
    For i = 1 To 1000000
        ' 何らかの処理
    Next i
    ' 終了時間を取得
    終了時間 = Timer
    ' 実行時間を計算
    実行時間 = 終了時間 - 開始時間
    ' 実行時間を表示
    MsgBox "処理にかかった時間は " & 実行時間 & " 秒です。"
End Sub

上記のプログラムは、Timer関数を使ってプログラムの実行時間を測定する方法となります。

まとめ

Timer関数は、プログラムの実行時間を測定するのに非常に便利です。上記のサンプルプログラムのように、開始時間と終了時間を記録し、その差を計算することで、処理の所要時間を簡単に知ることができます。これを使って、自分のプログラムの効率を確認したり、改善点を見つけたりすることができます。