教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAで一定の待機時間を設ける方法

構文

構文は以下の通りです。

Application.Wait(Now + 待ち時間)

解説

Application.Waitは、指定した時間が経過するまで処理を停止します。待ち時間には、処理を停止する時間を記述します。例えば「Now + TimeValue("00:00:02")」を指定すると、現在の時刻に2秒足した時刻までを待ち時間にします。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub サンプルプログラム()
    Dim 開始時間 As String
    開始時間 = Now ' 現在の時刻を取得
    MsgBox "プログラム開始"
    ' 10秒間待機
    Application.Wait(Now + TimeValue("00:00:10"))
    MsgBox "10秒後"
End Sub

上記のプログラムは、処理の途中で10秒間待機したい場合の内容となります。

まとめ

Application.Waitは、VBAでプログラムの実行を一時停止したいときに使用する便利な関数です。現在の時刻と指定した時間を組み合わせて、待機時間を設定できます。