構文
構文は以下の通りです。
Range("コピー元のセル範囲").Copy Destination:=Range("コピー先のセル範囲")
解説
Range("コピー元のセル範囲")は、コピーしたいセルの範囲を指定します。Copyはコピー操作を実行し、Destination:=Range("コピー先のセル範囲")は、コピー先のセル範囲を指定します。この部分を省略すると、クリップボードにコピーされ、次に行う「貼り付け操作」で使用できます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub セル範囲をコピーする()
' A1からC3までの範囲をコピーして、E1に貼り付ける
Range("A1:C3").Copy Destination:=Range("E1")
End Sub
' A1からC3までの範囲をコピーして、E1に貼り付ける
Range("A1:C3").Copy Destination:=Range("E1")
End Sub
上記のプログラムは、「A1からC3」までのセル範囲をコピーし、その内容を「E1」セルに貼り付けています。
まとめ
セル範囲をコピーする際は、Copyメソッドを使い、Destinationを指定することで、簡単に他の場所にコピーできます。コピー先を指定しない場合はクリップボードに内容が保存され、手動で貼り付けを行う必要があります。