構文
構文は以下の通りです。
Range("切り取り元のセル範囲").Cut Destination:=Range("移動先のセル範囲")
解説
Range("切り取り元のセル範囲")は、切り取りたいセルの範囲を指定します。例えば、A1からB2までを切り取りたい場合は、Range("A1:B2")とします。Cutは、指定したセル範囲を切り取るコマンドです。Destination:=Range("移動先のセル範囲")は、切り取った範囲を貼り付ける場所を指定します。例えば、C1セルに貼り付けたい場合は、Destination:=Range("C1")とします。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub セル範囲を切り取る()
' A1からB2の範囲を切り取り、C1に貼り付ける
Range("A1:B2").Cut Destination:=Range("C1")
End Sub
' A1からB2の範囲を切り取り、C1に貼り付ける
Range("A1:B2").Cut Destination:=Range("C1")
End Sub
上記のプログラムは、A1からB2のセル範囲を切り取り、C1セルに貼り付けています。Cutメソッドを使うと、元の位置からセルがなくなり、指定した場所に移動されます。
まとめ
セル範囲を切り取って別の場所に移動するには、Cutを使用します。切り取りたい範囲と移動先を指定することで、簡単にセルの内容を移動できます。