教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAでセル範囲を切り取りする方法

構文

構文は以下の通りです。

Range("切り取り元のセル範囲").Cut Destination:=Range("移動先のセル範囲")

解説

Range("切り取り元のセル範囲")は、切り取りたいセルの範囲を指定します。例えば、A1からB2までを切り取りたい場合は、Range("A1:B2")とします。Cutは、指定したセル範囲を切り取るコマンドです。Destination:=Range("移動先のセル範囲")は、切り取った範囲を貼り付ける場所を指定します。例えば、C1セルに貼り付けたい場合は、Destination:=Range("C1")とします。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub セル範囲を切り取る()
    ' A1からB2の範囲を切り取り、C1に貼り付ける
    Range("A1:B2").Cut Destination:=Range("C1")
End Sub

上記のプログラムは、A1からB2のセル範囲を切り取り、C1セルに貼り付けています。Cutメソッドを使うと、元の位置からセルがなくなり、指定した場所に移動されます。

まとめ

セル範囲を切り取って別の場所に移動するには、Cutを使用します。切り取りたい範囲と移動先を指定することで、簡単にセルの内容を移動できます。