教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAでセルの文字列に下線を設定する方法

構文

構文は以下の通りです。

Range("セル範囲").Font.Underline = 下線の種類

解説

Range("セル範囲")は、下線を設定したいセルの範囲を指定します。例として、A1セルの場合はRange("A1")、複数セルに適用する場合はRange("A1:B2")などのように指定します。Font.Underlineは、セル内の文字列に対して下線を設定します。

【下線の種類】

定数 内容
xlUnderlineStyleSingle 一重下線
xlUnderlineStyleDouble 二重下線

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 下線を設定する()
    ' A1セルに下線を設定する
    Range("A1").Font.Underline = xlUnderlineStyleSingle
    ' B2からC3までのセルに二重下線を設定する
    Range("B2:C3").Font.Underline = xlUnderlineStyleDouble
End Sub

上記のプログラムは、まずA1セルに一重下線を設定し、その後、B2からC3までのセルに二重下線を設定しています。この方法を使うことで、特定のセルに強調表示として下線を引くことができます。

まとめ

Font.Underlineを使用することで、セル内の文字列に下線を設定することができます。Rangeオブジェクトを指定してからFont.Underlineプロパティを使い、一重下線や二重下線を簡単に適用できます。