構文
構文は以下の通りです。
Range("セル範囲").Font.Underline = 下線の種類
解説
Range("セル範囲")は、下線を設定したいセルの範囲を指定します。例として、A1セルの場合はRange("A1")、複数セルに適用する場合はRange("A1:B2")などのように指定します。Font.Underlineは、セル内の文字列に対して下線を設定します。
【下線の種類】
定数 | 内容 |
xlUnderlineStyleSingle | 一重下線 |
xlUnderlineStyleDouble | 二重下線 |
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub 下線を設定する()
' A1セルに下線を設定する
Range("A1").Font.Underline = xlUnderlineStyleSingle
' B2からC3までのセルに二重下線を設定する
Range("B2:C3").Font.Underline = xlUnderlineStyleDouble
End Sub
' A1セルに下線を設定する
Range("A1").Font.Underline = xlUnderlineStyleSingle
' B2からC3までのセルに二重下線を設定する
Range("B2:C3").Font.Underline = xlUnderlineStyleDouble
End Sub
上記のプログラムは、まずA1セルに一重下線を設定し、その後、B2からC3までのセルに二重下線を設定しています。この方法を使うことで、特定のセルに強調表示として下線を引くことができます。
まとめ
Font.Underlineを使用することで、セル内の文字列に下線を設定することができます。Rangeオブジェクトを指定してからFont.Underlineプロパティを使い、一重下線や二重下線を簡単に適用できます。