構文
構文は以下の通りです。
Range("セル範囲").Interior.Color = 色のコード
解説
Range("セル範囲")は、背景色を変更したいセルを指定します。例えば、「A1」セルの背景色を変えたい場合は Range("A1") と記述します。Interior.Colorは、セルの内部（背景）色を設定します。色のコードは、セルに設定する色を指定します。色のコードはRGB値や組み込み色を使って指定できます。例えば、 RGB(255, 0, 0) は赤色、vbYellowは黄色を表します。
| 色 | RGB値 | 組み込み色 | 説明 |
| 赤 | RGB(255, 0, 0) | vbRed | 完全な赤色を表します。 |
| 緑 | RGB(0, 255, 0) | vbGreen | 完全な緑色を表します。 |
| 青 | RGB(0, 0, 255) | vbBlue | 完全な青色を表します。 |
| 黄 | RGB(255, 255, 0) | vbYellow | 赤色と緑色を混ぜた色で、鮮やかな黄色を表します。 |
| シアン | RGB(0, 255, 255) | vbCyan | 青色と緑色を混ぜた色で、明るい水色を表します。 |
| 白 | RGB(255, 255, 255) | vbWhite | 全ての色を混ぜた、純粋な白色を表します。 |
| 黒 | RGB(0, 0, 0) | vbBlack | 全ての色がない、完全な黒色を表します。 |
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub 背景色を変更する()
' A1セルの背景色を赤色に変更します
Range("A1").Interior.Color = RGB(255, 0, 0)
' B1セルの背景色を黄色に変更します
Range("B1").Interior.Color = vbYellow
End Sub
' A1セルの背景色を赤色に変更します
Range("A1").Interior.Color = RGB(255, 0, 0)
' B1セルの背景色を黄色に変更します
Range("B1").Interior.Color = vbYellow
End Sub
上記のプログラムは、まずA1セルの背景色を赤色に、次にB1セルの背景色を黄色に変更しています。RGB(255, 0, 0) は赤色を表し、 vbYellow はExcelで定義された黄色を表しています。
まとめ
Range("セル範囲").Interior.Colorを使って、セルの背景色を簡単に変更できます。色はRGB値で詳細に指定するか、 vbYellowなどの組み込み色で簡単に設定できます。これにより、セルの見た目を直感的にカスタマイズすることができます。
