教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAで行を表示/非表示にする方法

構文

構文は以下の通りです。

Rows("行番号:行番号").EntireRow.Hidden = True '非表示にする
Rows("行番号:行番号").EntireRow.Hidden = False '表示する

解説

Rows("行番号:行番号")は、指定した行の範囲を選択します。例えば、Rows("2:4")は2行目から4行目までを指します。EntireRowは、選択した行全体を意味します。Hiddenは、行の表示/非表示を制御します。Trueに設定するとその行は非表示になり、Falseに設定すると表示されます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 行の表示非表示例()
    ' 2行目から4行目を非表示にします
    Rows("2:4").EntireRow.Hidden = True
    ' 6行目を表示します
    Rows("6:6").EntireRow.Hidden = False
End Sub

上記のプログラムは、2行目から4行目を非表示にし、次に6行目を表示するプログラムです。

まとめ

行を表示または非表示にするために、RowsとEntireRow、Hiddenを使用します。HiddenをTrueに設定すると行が非表示になり、Falseに設定すると再表示されます。