構文
構文は以下の通りです。
Rows("行範囲").Delete
解説
Rows(”行範囲”)は、削除したい行を指定する部分です。例えば、行3を削除したい場合は("3")、複数の行3から5を削除したい場合は("3:5")と指定します。Deleteは、指定した行を削除します。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub 行を削除する()
' ワークシートの3行目を削除します
Rows("3").Delete
' 3行目から5行目を削除します
Rows("3:5").Delete
End Sub
' ワークシートの3行目を削除します
Rows("3").Delete
' 3行目から5行目を削除します
Rows("3:5").Delete
End Sub
上記のプログラムは、最初のRows("3").Deleteでは、3行目を削除します。次のRows("3:5").Deleteでは、3行目から5行目までの3つの行を一度に削除します。このように、RowsとDeleteを組み合わせることで、特定の行や複数の行を簡単に削除できます。
まとめ
Rows("行範囲").Deleteを使って、指定した行を削除することができます。行を削除する操作は、プログラム内でデータの整理や不要な情報の排除に役立ちます。複数の行を一度に削除する場合も、範囲を指定するだけで簡単に実行できます。