教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAで列を挿入する方法

構文

構文は以下の通りです。

Range("開始列:終了列").EntireColumn.Insert

解説

Range("開始列:終了列")は、挿入したい列の場所を指定します。例えば、Range("A:A")と指定すると、A列に新しい列が挿入されます。また、Range("A:B")と指定すると、A列とB列の2列分が対象となります。EntireColumnは、選択した列全体を対象とします。Insertは、指定した列の前に新しい列を挿入します。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

(例1)1列挿入する場合

Sub 列を挿入する()
    Range("A:A").EntireColumn.Insert
End Sub

上記のプログラムは、A列全体を選択し、その前に新しい列を挿入します。

(例2)複数列挿入する場合

Sub 複数列を挿入する()
    Range("A:B").EntireColumn.Insert
End Sub

上記のプログラムは、A列とB列を選択し、その前に2列分の新しい列を挿入します。

まとめ

列を挿入する方法はとても簡単で、指定した列の前に新しい列を簡単に挿入できます。