教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAで印刷する用紙サイズを設定する方法

構文

構文は以下の通りです。

Worksheets("シート名").PageSetup.PaperSize = 用紙サイズ

解説

この構文は、指定したシートの印刷設定で用紙サイズを設定するためのものです。Worksheets("シート名")は、用紙サイズを設定したいシートを指定します。PageSetup.PaperSizeはそのシートの印刷設定の一部で、xlPaperサイズには設定したい用紙サイズを指定します。

【用紙サイズ】

定数 内容
xlPaperA4 A4
xlPaperA3 A3
xlPaperA5 A5
xlPaperB4 B4
xlPaperB5 B5
xlPaperLetter レターサイズ
xlPaperLegal リーガルサイズ
xlPaperExecutive エグゼクティブサイズ
xlPaperTabloid タブロイド
xlPaperUser カスタムサイズ

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 用紙サイズ設定()
    Dim シート名 As String
    シート名 = "Sheet1" ' ここに用紙サイズを設定したいシート名を入力します
    Worksheets(シート名).PageSetup.PaperSize = xlPaperA4 ' A4サイズに設定します
End Sub

上記のプログラムは、"Sheet1"というシートの印刷設定で用紙サイズをA4に設定します。まず、シート名という変数に対象となるシート名を入れ、その後PageSetup.PaperSizeでA4サイズを指定しています。

まとめ

Worksheets("シート名").PageSetup.PaperSizeを使って、特定のシートの用紙サイズを簡単に変更することができます。用紙サイズにはxlPaperA4などの定義済みの定数を使うことで、一般的なサイズに簡単に設定が可能です。