教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAで印刷時のページ先頭番号を設定する方法

構文

構文は以下の通りです。

ActiveSheet.PageSetup.FirstPageNumber = ページ番号

解説

ActiveSheet.PageSetupは、アクティブなシートの印刷設定を行います。FirstPageNumberは、印刷時に最初のページ番号を指定する事ができます。この値により、印刷物の最初のページが何番から始まるかを設定できます。ページ番号には、設定したいページ番号を指定します。例えば、1を指定すれば印刷の最初のページが1ページ目となります。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub ページ番号設定()
    ' 印刷の最初のページ番号を5に設定
    ActiveSheet.PageSetup.FirstPageNumber = 5
    MsgBox "ページ番号を5に設定しました。"
End Sub

上記のプログラムは、アクティブなシートの印刷設定で、最初のページ番号を「5」に設定します。そして、設定が完了したことを確認するためのメッセージボックスが表示されます。印刷した際に出力されるページ番号を手動で設定できるため、レポートや資料の作成時に非常に便利です。

まとめ

ActiveSheet.PageSetup.FirstPageNumberを利用することで、印刷される最初のページ番号を自由に設定できます。これにより、異なるシートや印刷の一部を一貫したページ番号で印刷することが可能になります。