教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAでフォーム内にパスワードを入力するテキストボックスを作成する方法

構文

構文は以下の通りです。

テキストボックス名.PasswordChar = "*"

解説

テキストボックス名.PasswordCharは、ユーザーが入力した文字を特定の記号で表示するために使用されます。例えば、PasswordCharに「*」を設定すると、入力された文字がすべて「*」で表示され、実際の文字は隠されます。これにより、パスワードなどの機密情報を入力する際に他の人に見られないようにすることができます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub パスワード入力フォーム()
    ' フォームを作成
    Dim フォーム As Object
    Set フォーム = VBA.UserForms.Add
    ' パスワード入力用のテキストボックスを追加
    With フォーム.Controls.Add("Forms.TextBox.1")
        .PasswordChar = "*"
        .Top = 50
        .Left = 50
        .Width = 200
    End With
    ' フォームを表示
    フォーム.Show
End Sub

上記のプログラムは、新しいフォームを作成にてパスワード入力用のテキストボックスを追加し、PasswordChar を「*」に設定します。

まとめ

PasswordCharを利用して、入力された文字を隠すことで、機密情報の保護を実現します。最小限のコードで実装できるため、簡単に試せる内容となっています。