構文
構文は以下の通りです。
コンボボックス名.Value = "既定値"
解説
コンボボックス名は、フォーム内のコンボボックスの名前です。Valueは、コンボボックスに表示される既定値を設定します。既定値とは、フォームが表示されたときに自動的にコンボボックスに表示される値のことです。例えば、もしコンボボックスに選択肢が "りんご", "バナナ", "みかん" の3つある場合、既定値を"バナナ"に設定することができます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Private Sub ユーザーフォーム_初期化()
' コンボボックスに項目を追加
コンボボックス1.AddItem "りんご"
コンボボックス1.AddItem "バナナ"
コンボボックス1.AddItem "みかん"
' 既定値を設定
コンボボックス1.Value = "バナナ"
End Sub
' コンボボックスに項目を追加
コンボボックス1.AddItem "りんご"
コンボボックス1.AddItem "バナナ"
コンボボックス1.AddItem "みかん"
' 既定値を設定
コンボボックス1.Value = "バナナ"
End Sub
上記のプログラムは、コンボボックスに"りんご", "バナナ", "みかん"の3つの項目が追加されます。そして、コンボボックス1のValueに"バナナ"を設定しているため、フォームが表示されたときにコンボボックスには"バナナ"が既定値として表示されます。
まとめ
コンボボックスのValueを使うことで、表示する既定値を簡単に設定できます。項目を追加した後に既定値を設定することで、ユーザーが特定の値を選択しやすくなります。この技法は、ユーザーフォームを使ったインターフェースをより使いやすくするための重要なテクニックです。