構文
構文は以下の通りです。
If チェックボックス名.Value = True Then
コントロール名.Visible = True
Else
コントロール名.Visible = False
End If
コントロール名.Visible = True
Else
コントロール名.Visible = False
End If
解説
チェックボックス名.Valueは、チェックボックスがチェックされているかどうかを判断します。Trueならチェックされていて、Falseならチェックされていません。コントロール名.Visibleは、指定されたコントロールの表示/非表示を制御します。Trueにすると表示され、Falseにすると非表示になります。If~Then~Else文は、条件によって異なる処理を行います。チェックボックスがチェックされている場合に表示、そうでない場合は非表示にするために使います。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
(例1)チェックボックスでラベルを表示/非表示にする
Private Sub チェックボックス1_Click()
If チェックボックス1.Value = True Then
ラベル1.Visible = True
Else
ラベル1.Visible = False
End If
End Sub
If チェックボックス1.Value = True Then
ラベル1.Visible = True
Else
ラベル1.Visible = False
End If
End Sub
上記のプログラムでは、チェックボックス1がクリックされたときに、ラベル1の表示/非表示を切り替えます。チェックボックス1がチェックされていればラベル1が表示され、外されていれば非表示になります。
(例2)複数のコントロールを一度に操作する
Private Sub チェックボックス1_Click()
If チェックボックス1.Value = True Then
ラベル1.Visible = True
テキストボックス1.Visible = True
Else
ラベル1.Visible = False
テキストボックス1.Visible = False
End If
End Sub
If チェックボックス1.Value = True Then
ラベル1.Visible = True
テキストボックス1.Visible = True
Else
ラベル1.Visible = False
テキストボックス1.Visible = False
End If
End Sub
上記のプログラムでは、チェックボックス1に基づいて、ラベル1とテキストボックス1の表示/非表示を一度に制御しています。これにより、複数のコントロールを同時に管理することができます。
まとめ
フォーム内のチェックボックスの状態に応じてコントロールを表示/非表示にするには、チェックボックス名.Valueとコントロール名.Visibleを使います。If~Then~Else文で条件分岐を行い、チェックされているかどうかに応じて処理を変更します。複数のコントロールも同じ方法で同時に表示/非表示を制御できます。