構文
構文は以下の通りです。
If オプションボタン名.Value = True Then
' オプションボタンが選択されている場合の処理
Else
' オプションボタンが選択されていない場合の処理
End If
' オプションボタンが選択されている場合の処理
Else
' オプションボタンが選択されていない場合の処理
End If
解説
フォーム内に配置したオプションボタンの状態を確認するためには、Valueを使用します。オプションボタンが選択されている場合にはTrueを返し、選択されていない場合にはFalseを返します。If文を使ってTrueかFalseを判定することで、選択されているかどうかを確認します。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Private Sub コマンドボタン_Click()
' オプションボタンの状態を確認してメッセージボックスに表示
If オプションボタン1.Value = True Then
MsgBox "オプションボタン1が選ばれました"
ElseIf オプションボタン2.Value = True Then
MsgBox "オプションボタン2が選ばれました"
ElseIf オプションボタン3.Value = True Then
MsgBox "オプションボタン3が選ばれました"
Else
MsgBox "どのオプションボタンも選ばれていません"
End If
End Sub
' オプションボタンの状態を確認してメッセージボックスに表示
If オプションボタン1.Value = True Then
MsgBox "オプションボタン1が選ばれました"
ElseIf オプションボタン2.Value = True Then
MsgBox "オプションボタン2が選ばれました"
ElseIf オプションボタン3.Value = True Then
MsgBox "オプションボタン3が選ばれました"
Else
MsgBox "どのオプションボタンも選ばれていません"
End If
End Sub
上記のプログラムは、オプションボタン1、オプションボタン2、オプションボタン3という3つのオプションボタンのいずれかが選択されている場合、それに応じたメッセージが表示されます。仮にどのオプションボタンも選択されていない場合には、「どのオプションボタンも選ばれていません」と表示されます。Valueを使用して、各オプションボタンが選ばれているかどうかを判定しています。
まとめ
オプションボタンの状態を取得するには、Valueを使って選択されているかどうかをTrueまたはFalseで確認します。これにより、複数のオプションボタンから選択されたものに対して、適切な処理を実行できます。If 文で簡単に状態を確認し、それに応じたメッセージや処理を行うことが可能です。