構文
構文は以下の通りです。
Dim 変数名 As String
変数名 = Application.GetOpenFilename()
If 変数名 <> "False" Then
イメージ名.Picture = LoadPicture(変数名)
End If
変数名 = Application.GetOpenFilename()
If 変数名 <> "False" Then
イメージ名.Picture = LoadPicture(変数名)
End If
解説
Application.GetOpenFilenameは、「ファイルを開く」ダイアログボックスを表示し、ユーザーが選択したファイルのパスを取得します。フィルターを指定して、画像ファイル(JPEG, PNGなど)のみを表示することができます。If 変数名 <> "False" Thenは、ユーザーがキャンセルを押した場合、GetOpenFilenameは"False"を返すため、ファイルが選択されたかどうかを確認します。イメージ名.Picture = LoadPicture(変数名)は、フォーム内のイメージコントロールに画像を表示します。LoadPicture関数は指定したファイルを読み込みます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Private Sub 画像表示ボタン_Click()
Dim ファイルパス As String
' ファイルを開くダイアログを表示して、選択したファイルのパスを取得
ファイルパス = Application.GetOpenFilename()
' ファイルが選択された場合
If ファイルパス <> "False" Then
' 選択した画像をイメージコントロールに表示
画像イメージ.Picture = LoadPicture(ファイルパス)
Else
' 画像が選択されなかった場合の処理
MsgBox "ファイルが選択されませんでした。"
End If
End Sub
Dim ファイルパス As String
' ファイルを開くダイアログを表示して、選択したファイルのパスを取得
ファイルパス = Application.GetOpenFilename()
' ファイルが選択された場合
If ファイルパス <> "False" Then
' 選択した画像をイメージコントロールに表示
画像イメージ.Picture = LoadPicture(ファイルパス)
Else
' 画像が選択されなかった場合の処理
MsgBox "ファイルが選択されませんでした。"
End If
End Sub
上記のプログラムは、Application.GetOpenFilenameでファイル選択ダイアログを表示し、選択された画像のパスを取得します。LoadPictureは、選択された画像ファイルを読み込み、フォームのイメージコントロールに表示します。
まとめ
Application.GetOpenFilenameを使ってファイルを選び、LoadPictureでそのファイルをフォームに表示するという手順を説明しました。