構文
構文は以下の通りです。
リストボックス名.AddItem アイテム
解説
リストボックスに行単位でデータを追加するには、AddItemを使います。これは、リストボックスに新しい項目(行)を追加するためのものです。例えば、セル範囲や配列のデータを1行ずつリストボックスに追加したい場合、この方法が使われます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Private Sub ユーザーフォーム表示()
' フォームの表示
Me.Show
' データがある範囲を取得
Dim データ範囲 As Range
Set データ範囲 = シート1.Range("A1:A5")
' データをリストボックスに行単位で追加
Dim セル As Range
For Each セル In データ範囲
リストボックス1.AddItem セル.Value
Next
End Sub
' フォームの表示
Me.Show
' データがある範囲を取得
Dim データ範囲 As Range
Set データ範囲 = シート1.Range("A1:A5")
' データをリストボックスに行単位で追加
Dim セル As Range
For Each セル In データ範囲
リストボックス1.AddItem セル.Value
Next
End Sub
上記のプログラムは、Set データ範囲 = シート1.Range("A1:A5")で、シート1のA1からA5までのデータ範囲を変数データ範囲に設定しています。For Each セル In データ範囲では、データ範囲の各セルに対してループを回し、そのセルの値をリストボックスに追加しています。リストボックス1.AddItem セル.Valueで、リストボックスにセルの値を1行ずつ追加します。
まとめ
リストボックスに行単位でデータを追加するには、ListBox.AddItemを使用します。Excelシートのデータを簡単にフォームのリストボックスに表示することが可能です。