教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAでCDate関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

CDate(変換する値)

解説

CDate関数は、指定された値を日付型に変換します。たとえば、文字列や数値を日付として解釈し、Excel VBAで日付として使用できるようにします。CDateは、自動的に適切な形式に変換してくれるので、日付処理を行うときに非常に便利です。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

(例1)文字列を日付に変換する

Sub 文字列を日付に変換()
    Dim 文字列日付 As String
    Dim 変換された日付 As Date
    文字列日付 = "2024/09/04"
    変換された日付 = CDate(文字列日付)
    MsgBox "変換された日付は " & 変換された日付
End Sub

上記のプログラムでは、まず「2024/09/04」という文字列を変数文字列日付に格納しています。その後、CDate関数を使用して、この文字列を日付型に変換し、変換された日付という変数に格納します。最後に、MsgBoxを使用して変換された日付を表示します。

(例2)数値を日付に変換する

Sub 数値を日付に変換()
    Dim 数値日付 As Double
    Dim 変換された日付 As Date
    数値日付 = 45245 '2024年9月4日を示すシリアル値
    変換された日付 = CDate(数値日付)
    MsgBox "変換された日付は " & 変換された日付
End Sub

上記のプログラムでは、Excelの日付シリアル値を示す数値45245を日付に変換しています。CDate関数を使ってこの数値を変換し、結果を変換された日付という変数に格納します。MsgBoxでその結果を表示します。

まとめ

CDate関数は、文字列や数値を日付型に変換する便利な関数です。文字列を日付に変換する場合も、数値を日付に変換する場合も、構文は簡単で、結果をすぐに確認することができます。