教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAでIsArray関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

IsArray(配列名)

解説

IsArray関数は、指定した変数が配列であるかどうかを確認するために使用します。戻り値はTrueまたはFalseで、配列であればTrueを返し、配列でなければFalseを返します。この関数を使うことで、変数が配列かどうかを事前に確認し、安全にコードを実行できます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 配列確認()
    Dim 変数1 As Variant
    Dim 変数2 As Variant
    ' 変数1に配列を代入
    変数1 = Array(1, 2, 3)
    ' 変数2に単一の値を代入
    変数2 = "Hello"
    ' 変数1が配列かどうかを確認
    If IsArray(変数1) Then
        MsgBox "変数1は配列です"
    Else
        MsgBox "変数1は配列ではありません"
    End If
    ' 変数2が配列かどうかを確認
    If IsArray(変数2) Then
        MsgBox "変数2は配列です"
    Else
        MsgBox "変数2は配列ではありません"
    End If
End Sub

上記のプログラムでは、まず変数1に配列を代入し、変数2には文字列を代入します。それぞれの変数が配列かどうかをIsArray関数を使って確認し、結果をメッセージボックスで表示します。変数1は配列であるため、IsArray(変数1)はTrueを返し、「変数1は配列です」というメッセージが表示されます。一方、変数2は配列ではないため、IsArray(変数2)はFalseを返し、「変数2は配列ではありません」というメッセージが表示されます。

まとめ

IsArray 関数は、変数が配列かどうかを確認するための非常に便利な関数です。これを使うことで、配列であることを前提とした処理を行う際に、エラーを未然に防ぐことができます。