構文
構文は以下の通りです。
IsError(式)
解説
IsError関数は、指定された式がエラーであるかどうかを確認します。エラーであればTrueを返し、エラーでなければFalseを返します。この関数は、エラーが発生する可能性のある計算や操作をチェックするのに役立ちます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub エラー確認()
Dim 結果 As Variant
結果 = 10 / 0
Dim 結果 As Variant
結果 = 10 / 0
If IsError(結果) Then
MsgBox "エラーが発生しました。", vbExclamation
Else
MsgBox "計算結果: " & 結果, vbInformation
End If
End Sub
上記のプログラムでは、10を0で割る操作がエラーを引き起こします。IsError関数を使って、その結果がエラーかどうかを確認し、エラーが発生した場合はメッセージを表示します。
まとめ
IsError関数は、エラーが発生したかどうかを簡単に確認するために便利な関数です。例えば、ゼロでの割り算など、エラーが予想される場合に使用すると、プログラムがエラーで中断されるのを防ぎ、適切な対応が可能になります。