教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAでJoin関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

Join(配列, 区切り文字)

解説

Join関数は、配列の要素を結合して1つの文字列にするための関数です。配列の各要素の間に指定した区切り文字を挿入して、1つの文字列にまとめます。配列は、結合したい要素が入っている1次元配列を指定します。区切り文字は、各要素の間に挿入される文字列を指定します。省略すると、デフォルトで空文字列が使用されます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 配列を結合する()
    Dim 果物() As String
    Dim 結合結果 As String
    果物 = Array("りんご", "バナナ", "ぶどう")
    結合結果 = Join(果物, ", ")
    MsgBox "結合した結果は: " & 結合結果
End Sub

上記のプログラムは、配列 果物 に「りんご」、「バナナ」、「ぶどう」の3つの文字列が入っています。Join関数を使って、これらの文字列をカンマとスペースで区切りながら1つの文字列に結合しています。結果として、「りんご, バナナ, ぶどう」という文字列が表示されます。

まとめ

Join関数は、配列の要素を結合して1つの文字列にする便利な関数です。特に、データを区切り文字を使ってまとめたい場合に役立ちます。配列の中身を確認したり、結合結果を表示したりする際に、簡単に使うことができます。