教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAのWorksheetFunctionオブジェクトで使用するSecond関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

WorksheetFunction.Second(時刻)

解説

WorksheetFunctionは、ExcelVBAの組み込みオブジェクトで、Excelのワークシート関数をVBAから呼び出す際に使用します。Second関数は、指定した時刻から「秒」の部分を取得します。この関数は0から59までの整数を返します。同様に、その時刻が12:34:56与えられた場合、返される値は「56」です。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 秒を取得()
    Dim 現在の時刻 As Date
    Dim 秒 As Integer
    ' 現在の時刻を取得
    現在の時刻 = Now
    ' 現在の時刻から秒を取得
    秒 = WorksheetFunction.Second(現在の時刻)
    ' 結果を表示
    MsgBox "現在の秒は " & 秒 & " です。"
End Sub

上記のプログラムでは、Now関数を使って最新時刻を取得し、Second関数を使ってその時刻から秒の部分だけを抽出しています。抽出した秒はメッセージボックスで表示されます。プログラムを実行すると、最新時刻の「秒」が表示されるので、簡単に時間を確認できます。

まとめ

Second関数を使うことで、指定された時刻から秒だけを取り出すことができます。時間操作や、秒単位での処理が必要な場合に役立ちます。