教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

モダンExcelのSUMX関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

変数 := SUMX('テーブル', 式)

解説

SUMX関数は、テーブルの各行の計算結果を合計します。テーブルは、データが入っている表の名前となり、シングルクオーテーション(')で囲みます。式は、テーブルの各行に対して行う計算となります。

使い方

例として、次のような「お菓子テーブル」を作ります。

お菓子の名前 個数 1個あたりの値段
チョコレート 10 50
クッキー 5 30
キャンディ 8 20

数式バーにSUM関数を入力します。

総売上 := SUMX('お菓子テーブル', 'お菓子テーブル'[個数] * 'お菓子テーブル'[1個あたりの値段])

上記は、種類ごとの売り上げを計算し、それらを全部足し合わせて総売上を求めます。結果は、チョコレートが500(10×50)、クッキーが150(5×30)、キャンディが160(8×20)となり、総合計は、500 + 150 + 160 = 810となります。

まとめ

SUMX関数は、テーブルの各行に対して計算を行い、その結果を合計します。