構文
構文は以下の通りです。
変数 := SUMX('テーブル', 式)
解説
SUMX関数は、テーブルの各行の計算結果を合計します。テーブルは、データが入っている表の名前となり、シングルクオーテーション(')で囲みます。式は、テーブルの各行に対して行う計算となります。
使い方
例として、次のような「お菓子テーブル」を作ります。
お菓子の名前 | 個数 | 1個あたりの値段 |
チョコレート | 10 | 50 |
クッキー | 5 | 30 |
キャンディ | 8 | 20 |
数式バーにSUM関数を入力します。
総売上 := SUMX('お菓子テーブル', 'お菓子テーブル'[個数] * 'お菓子テーブル'[1個あたりの値段])
上記は、種類ごとの売り上げを計算し、それらを全部足し合わせて総売上を求めます。結果は、チョコレートが500(10×50)、クッキーが150(5×30)、キャンディが160(8×20)となり、総合計は、500 + 150 + 160 = 810となります。
まとめ
SUMX関数は、テーブルの各行に対して計算を行い、その結果を合計します。