構文
構文は以下の通りです。
WorksheetFunction.If(条件, 条件が真の場合の値, 条件が偽の場合の値)
解説
WorksheetFunctionは、ExcelVBAの組み込みオブジェクトで、Excelのワークシート関数をVBAから呼び出す際に使用します。If関数は、条件によって結果を変える場合に使用します。条件には、「はい」か「いいえ」で答えられる質問(例:数値が5より大きいかどうか)を記述します。条件が真の場合の値には、条件が「はい」のときに返す値を記述しします。条件が偽の場合の値には、条件が「いいえ」のときに返す値を記述します。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub もしも関数の例()
Dim 年齢 As Integer
Dim メッセージ As String
年齢 = 12
メッセージ = WorksheetFunction.If(年齢 >= 13, "13歳以上です", "13歳未満です")
MsgBox メッセージ
End Sub
Dim 年齢 As Integer
Dim メッセージ As String
年齢 = 12
メッセージ = WorksheetFunction.If(年齢 >= 13, "13歳以上です", "13歳未満です")
MsgBox メッセージ
End Sub
上記のプログラムは、If関数を使って「年齢」が13以上かどうかを調べます。もし「年齢」が13以上なら、「13歳以上です」となります。そうでなければ、「13歳未満です」となります。最後にMsgBoxで結果を表示します。
まとめ
If関数を使うと、条件に応じて異なる結果を返すことができます。