ExcelVBAのWorksheetFunctionオブジェクトで使用するRow関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

WorksheetFunction.Row(セルまたは範囲)

解説

WorksheetFunctionは、ExcelVBAの組み込みオブジェクトで、Excelのワークシート関数をVBAから呼び出す際に使用します。Row関数は、指定したセルや範囲が何行目にあるかを調べる事ができます。セルまたは範囲には、行番号を知りたいセルや範囲を指定します。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 行番号を知ろう()
    Dim 選んだセル As Range
    Dim 行番号 As Integer
    Set 選んだセル = Range("C3")
    行番号 = WorksheetFunction.Row(選んだセル)
    MsgBox "選んだセルは " & 行番号 & " 行目にあります。"
End Sub

上記のプログラムは、Row関数を使い、選んだセルが何行目かを調べています。最後に、MsgBoxで結果を表示しています。

まとめ

Row関数を使い、セルが何行目にあるかを調べる事ができます。これを使えば、プログラムの中でセルの場所を上手に使えるようになります。