教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAのWorksheetFunctionオブジェクトで使用するRows関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

WorksheetFunction.Rows(配列または範囲)

解説

WorksheetFunctionは、ExcelVBAの組み込みオブジェクトで、Excelのワークシート関数をVBAから呼び出す際に使用します。Rows関数は、指定した配列や範囲の行数を返します。配列または範囲には、行数を知りたいセルの範囲や配列を指定します。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 行数を調べる()
    Dim データ範囲 As Range
    Dim 行の数 As Long
    Set データ範囲 = Range("A1:A10")
    行の数 = WorksheetFunction.Rows(データ範囲)
    MsgBox "選択したデータの行数は " & 行の数 & " 行です。"
End Sub

上記のプログラムは、行の数という変数にRows関数を使ってデータ範囲の行数を代入します。最後に、MsgBoxで行数を表示します。

まとめ

Rows関数は、指定した範囲や配列の行数を取得するのに便利です。