Excelの開発タブとは
ユーザーがExcelの高度な機能にアクセスし、使用できるようにするツールを提供する特別なリボンタブです。開発タブを使用することで、以下のような多くの機能にアクセスできます。
(1)VBA(Visual Basic for Applications)の使用
開発タブを通じて、VBAエディタを開き、Excelのマクロを作成、編集、デバッグすることができます。
(2)マクロの記録と実行
マクロの記録を開始し、操作を自動化するためのコードを生成できます。また、既存のマクロを実行することも可能です。
(3)フォームコントロールとActiveXコントロールの挿入
ボタン、チェックボックス、リストボックスなどのフォームコントロールやActiveXコントロールをワークシートに追加し、ユーザーインターフェイスをカスタマイズできます。
(4)XML関連の機能
XMLマップのインポート、エクスポート、管理が可能です。
(5)アドインの管理
アドインの追加、削除、管理を行うことができます。
(6)セキュリティ設定
マクロのセキュリティ設定を変更し、マクロの実行を許可または禁止することができます。
開発タブを表示するための手順
①Excelを開きます。
②[ファイル] タブをクリックします。
③[オプション] を選択します。
④[Excelのオプション] ダイアログボックスで [リボンのユーザー設定] をクリックします。
⑤[主なタブ] のリストから [開発] チェックボックスをオンにします。
⑥[OK] をクリックします。
以上で開発タブがリボンに表示され、利用できるようになります。