教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAで印刷の倍率を設定する方法

構文

構文は以下の通りです。

ActiveSheet.PageSetup.Zoom = 倍率

解説

ActiveSheetは、現在アクティブになっているシートを指します。印刷設定を変更する対象のシートになります。PageSetupは、シートのページ設定にアクセスし、印刷の設定を行います。Zoomは、印刷時の倍率を設定します。Zoomプロパティに数値を設定することで、印刷倍率を変更できます。例えば、100を指定すると等倍、50を指定すると半分の大きさで印刷されます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 印刷倍率設定()
    ' 印刷倍率を50%に設定
    ActiveSheet.PageSetup.Zoom = 50
    ' 結果を表示するメッセージボックス
    MsgBox "印刷倍率が50%に設定されました。"
End Sub

上記のプログラムは、ActiveSheet.PageSetup.Zoom = 50で、現在アクティブになっているシートの印刷倍率を50%に設定しています。また、設定後に"印刷倍率が50%に設定されました。"をメッセージ表示しています。

まとめ

ActiveSheet.PageSetup.Zoomを使うことで、簡単に印刷倍率を調整できます。