構文
構文は以下の通りです。
CStr(変換する値)
解説
CStr関数は、与えられた値を「文字列」に変換するための関数です。たとえば、数値や日付などの他のデータ型の値を文字列型に変換して使用することができます。この関数は、文字列として処理したいデータがあるときに非常に便利です。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub CStrの使い方()
Dim 数値 As Integer
Dim 変換後数値 As String
Dim 日付 As Date
Dim 変換後日付 As String
Dim 真偽値 As Boolean
Dim 変換後真偽値 As String
' 変数に値を代入
数値 = 123
日付 = #2024/09/04#
真偽値 = True
' CStr関数で文字列に変換
変換後数値 = CStr(数値)
変換後日付 = CStr(日付)
変換後真偽値 = CStr(真偽値)
' 結果をメッセージボックスで表示
MsgBox "数値を文字列に変換: " & 変換後数値
MsgBox "日付を文字列に変換: " & 変換後日付
MsgBox "真偽値を文字列に変換: " & 変換後真偽値
End Sub
Dim 数値 As Integer
Dim 変換後数値 As String
Dim 日付 As Date
Dim 変換後日付 As String
Dim 真偽値 As Boolean
Dim 変換後真偽値 As String
' 変数に値を代入
数値 = 123
日付 = #2024/09/04#
真偽値 = True
' CStr関数で文字列に変換
変換後数値 = CStr(数値)
変換後日付 = CStr(日付)
変換後真偽値 = CStr(真偽値)
' 結果をメッセージボックスで表示
MsgBox "数値を文字列に変換: " & 変換後数値
MsgBox "日付を文字列に変換: " & 変換後日付
MsgBox "真偽値を文字列に変換: " & 変換後真偽値
End Sub
上記のプログラムは、数値:123という整数を文字列に変換しています。結果は"123"となります。また、日付:2024/09/04という日付を文字列に変換しています。結果は"09/04/2024"という形式になりますが、これはシステムの設定によって異なる場合があります。更に、真偽値:Trueというブール値を文字列に変換しています。結果は "True" となります。各変換後の結果は、MsgBoxを使って表示されます。
まとめ
CStr関数は、さまざまなデータ型を文字列に変換するための便利なツールです。特に、数値、日付、ブール値を文字列として処理したい場合に使用することで、プログラムの柔軟性が向上します。