教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAのWorksheetFunctionオブジェクトで使用するRight関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

WorksheetFunction.Right(文字列, 文字数)

解説

WorksheetFunctionは、ExcelVBAの組み込みオブジェクトで、Excelのワークシート関数をVBAから呼び出す際に使用します。Right関数は、文字列の右からの指定文字を取り出す関数です。文字列には、取り出したい文字を含む元の文章や言葉です。文字数には、右から何文字を取り出すかを指定します。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 右から文字を取り出す()
    Dim 元の文章 As String
    Dim 取り出した文字 As String
    Dim 文字の数 As Integer
    元の文章 = "こんにちは、世界"
    文字の数 = 3
    取り出した文字 = WorksheetFunction.Right(元の文章, 文字の数)
    MsgBox 取り出した文字
End Sub

上記のプログラムは、Right関数を使って、元の文章の右から3文字を取り出した文字に入れます。最後に、MsgBoxで取り出した文字を表示します。

まとめ

Right関数は、文字列の右端から指定した数の文字を取り出すときに使います。