教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAのWorksheetFunctionオブジェクトで使用するMid関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

WorksheetFunction.Mid(文字列, 開始位置, 文字数)

解説

WorksheetFunctionは、ExcelVBAの組み込みオブジェクトで、Excelのワークシート関数をVBAから呼び出す際に使用します。Mid関数は、文字列の中から特定部分の文字を取り出します。文字列は、文字を取り出したい元の文章や単語です。開始位置は、何文字目から取り出すかを数字で指定します。文字数は、取り出したい文字の数を数字で指定します。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub Mid関数の例()
    Dim 元の文章 As String
    Dim 取り出した文字 As String
    元の文章 = "こんにちは、みなさん"
    取り出した文字 = WorksheetFunction.Mid(元の文章, 6, 4)
    MsgBox 取り出した文字
End Sub

上記のプログラムは、取り出した文字という変数に元の文章の6文字目から4文字分を取り出した結果を入れ、MsgBoxで 表示します。

まとめ

Mid関数を使うと、文章の中から好きな部分を取り出すことができます。開始位置と文字数を指定することで、取り出したい部分を正確に選べます。