教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAでヘッダー及びフッターで使用する書式コード

Excel VBAでは、ヘッダーやフッターに設定できる書式コードがいくつかあり、それぞれ特定の情報を挿入するために使用します。これらの書式コードを使うと、テキストの位置やフォントスタイルを設定することができます。

コード一覧

主な書式コードを紹介します。

コード 内容
&L 左揃え
&C 中央揃え
&R 右揃え
&B 太字
&I 斜体
&U 下線
&"フォント名" フォントの指定
&nn フォントサイズの指定

プログミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

&L - 左揃え

Sub ヘッダーを左揃えに設定()
    Dim ヘッダー内容 As String
    ヘッダー内容 = "&L" & "左揃えのテキスト"
    ActiveSheet.PageSetup.LeftHeader = ヘッダー内容
End Sub

このコードは、左ヘッダーに「左揃えのテキスト」を表示します。

&C - 中央揃え

Sub ヘッダーを中央揃えに設定()
    Dim ヘッダー内容 As String
    ヘッダー内容 = "&C" & "中央揃えのテキスト"
    ActiveSheet.PageSetup.CenterHeader = ヘッダー内容
End Sub

このコードは、中央ヘッダーに「中央揃えのテキスト」を表示します。

&R - 右揃え

Sub ヘッダーを右揃えに設定()
    Dim ヘッダー内容 As String
    ヘッダー内容 = "&R" & "右揃えのテキスト"
    ActiveSheet.PageSetup.RightHeader = ヘッダー内容
End Sub

このコードは、右ヘッダーに「右揃えのテキスト」を表示します。

&B - 太字

Sub ヘッダーを太字に設定()
    Dim ヘッダー内容 As String
    ヘッダー内容 = "&B" & "太字のテキスト"
    ActiveSheet.PageSetup.CenterHeader = ヘッダー内容
End Sub

このコードは、中央ヘッダーに「太字のテキスト」を太字で表示します。

&I - 斜体

Sub ヘッダーを斜体に設定()
    Dim ヘッダー内容 As String
    ヘッダー内容 = "&I" & "斜体のテキスト"
    ActiveSheet.PageSetup.CenterHeader = ヘッダー内容
End Sub

このコードは、中央ヘッダーに「斜体のテキスト」を斜体で表示します。

&U - 下線

Sub ヘッダーに下線を設定()
    Dim ヘッダー内容 As String
    ヘッダー内容 = "&U" & "下線付きテキスト"
    ActiveSheet.PageSetup.CenterHeader = ヘッダー内容
End Sub

このコードは、中央ヘッダーに「下線付きテキスト」を下線付きで表示します。

&"フォント名" - フォントの指定

Sub ヘッダーにフォントを指定()
    Dim ヘッダー内容 As String
    ヘッダー内容 = "&""MS ゴシック""太字のテキスト"
    ActiveSheet.PageSetup.CenterHeader = ヘッダー内容
End Sub

このコードは、中央ヘッダーに「MS ゴシック」フォントで「太字のテキスト」を表示します。

&nn - フォントサイズの指定

Sub ヘッダーにフォントサイズを指定()
    Dim ヘッダー内容 As String
    ヘッダー内容 = "&14" & "大きなテキスト"
    ActiveSheet.PageSetup.CenterHeader = ヘッダー内容
End Sub

このコードは、中央ヘッダーにフォントサイズ14で「大きなテキスト」を表示します。

まとめ

これらの書式コードを使うことで、ヘッダーやフッターの見た目をカスタマイズすることができます。