教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAでTrim関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

Trim(文字列)

解説

Trim関数は、文字列の前後にある余分なスペース(空白)を取り除くために使用します。文字列の中央にあるスペースは削除されません。例えば、「 Hello World 」という文字列がある場合、Trim関数を使用すると「Hello World」という結果が得られます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub トリム関数の例()
    Dim 元の文字列 As String
    Dim トリム後の文字列 As String
    元の文字列 = "  Excel VBA を 学ぼう  "
    トリム後の文字列 = Trim(元の文字列)
    MsgBox "元の文字列: [" & 元の文字列 & "]" & vbCrLf & "トリム後の文字列: [" & トリム後の文字列 & "]"
End Sub

上記のプログラムでは、「元の文字列」に「 Excel VBA を 学ぼう 」という文字列を格納し、その前後の空白をTrim関数で削除しています。最後に、元の文字列とトリム後の文字列をメッセージボックスで表示します。この例では、中央にある空白(「Excel」と「VBA」の間など)は削除されないことが確認できます。

まとめ

Trim関数は、文字列の前後にある不要な空白を削除するために使用されます。中央にある空白はTrim関数では削除されないことに注意が必要です。