教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAのWorksheetFunctionオブジェクトで使用するHour関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

WorksheetFunction.Hour(時間)

解説

WorksheetFunctionは、ExcelVBAの組み込みオブジェクトで、Excelのワークシート関数をVBAから呼び出す際に使用します。Hour関数は、指定した時間から時間部分(0〜23の整数値)を返す関数です。同様に、午前10時を指定すると10が返されます。時間は、日時データ(日付型)や時間を含むセルの値を指定します。この関数を使うと、特定の日付や時刻から「何時であるか」を簡単に取得することができます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 時間を取得する例()
    Dim 時刻 As Date
    Dim 時間 As Integer
    ' 現在の時刻を取得
    時刻 = Now
    ' 時刻から時間部分を取得
    時間 = WorksheetFunction.Hour(時刻)
    ' 結果をメッセージボックスで表示
    MsgBox "現在の時間は " & 時間 & " 時です。"
End Sub

上記のプログラムは、Hour関数を使って時刻から時間部分を取り出し、最後にMsgBoxで表示しています。

まとめ

Hour関数は、時間データから「時間」だけを簡単に取り出せる便利な関数です。特に、最新の時刻や特定の日時データから何時であるかを確認したい場合に役立ちます。