教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAのWorksheetFunctionオブジェクトで使用するChar関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

WorksheetFunction.Char(数値)

解説

WorksheetFunctionは、ExcelVBAの組み込みオブジェクトで、Excelのワークシート関数をVBAから呼び出す際に使用します。Char関数は、指定された数値に対応する文字を返す関数です。Excelでは、各文字配置意の数値(ASCIIコード)に定められており、この関数はその数値に対応する文字を取得します。例えば、数値65は大文字の「A」に対応しております、Char(65)は「A」を返します。この関数は、数値を文字に変換したい場合に役立ちます。数値には、0〜255の範囲内の数値を指定する必要があります。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub Char関数の使い方()
    Dim 数値 As Integer
    Dim 文字 As String
    ' 数値65を大文字のAに変換
    数値 = 65
    文字 = WorksheetFunction.Char(数値)
    ' 結果をメッセージボックスで表示
    MsgBox "数値 " & 数値 & " に対応する文字は: " & 文字
End Sub

上記のプログラムでは、まず数値という変数に65を代入し、それをChar関数を使って大文字の「A」に変換しています。その結果をMsgBoxで表示します。実行すると、「数値 65」に対応する文字は: A" というメッセージが表示されます。

まとめ

Char関数は、数値を対応する文字に変換するために使用されます。数値は0〜255の範囲で、ASCIIコードに基づいて対応する文字が返されます。