構文
構文は以下の通りです。
Option Explicit
解説
Option Explicitは、VBAコード内で使用される変数を明示的に宣言するために使用されます。これを使用すると、コード内の変数を宣言する前に使用することができず、タイプミスなどのエラーを防ぐことができます。例えば、変数を使う前に必ず「Dim」という命令を使って、変数の名前を決めなければなりません。これによって、変数の名前を間違えて書いてしまうことを防ぎます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Option Explicit
Sub 名前を表示()
Dim 名前 As String
名前 = "たろう"
MsgBox 名前
End Sub
Sub 名前を表示()
Dim 名前 As String
名前 = "たろう"
MsgBox 名前
End Sub
上記のプログラムでは、変数「名前」を使って、名前を表示するプログラムですが、最初に「Option Explicit」を書いています。これにより、仮に変数の名前が間違ったとして、間違った箇所をも明示してもえます。
まとめ
Option Explicitを使うことで、VBAプログラムで使う変数を必ず宣言するようにし、エラーを防ぐことができます。このように、プログラムを書くときには「Option Explicit」を使って間違いを減らし、正しいプログラムを書くことを意識してください。