構文
構文は以下の通りです。
DatePart(単位, 日時)
解説
DatePart関数は、指定した日付から特定の情報を抽出するために使用されます。この関数を使うと、日付の一部(例えば、年、月、日、曜日など)を簡単に取り出すことができます。
引数 | 指定 | 内容 |
単位 | 必須 | 日付から抽出する情報の種類を指定します。設定値を以下で紹介します。 |
日時 | 必須 | 対象となる日付を指定します。通常、日付を表す変数、セル参照、または日付の値を直接指定します。 |
単位には以下の設定値が指定できます。
定数 | 内容 |
"yyyy" | 年 |
"q" | 四半期 |
"m" | 月 |
"y" | 日の日数 |
"w" | 曜日 |
"ww" | 週 |
"d" | 日 |
"h" | 時間 |
"n" | 分 |
"s" | 秒 |
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub 日付情報を抽出()
' 日付を設定
Dim 対象日付 As Date
対象日付 = #2024/07/23#
' 年を取得
Dim 年 As Integer
年 = DatePart("yyyy", 対象日付)
' 月を取得
Dim 月 As Integer
月 = DatePart("m", 対象日付)
' 日を取得
Dim 日 As Integer
日 = DatePart("d", 対象日付)
' メッセージボックスで結果を表示
MsgBox "年: " & 年 & ", 月: " & 月 & ", 日: " & 日
End Sub
' 日付を設定
Dim 対象日付 As Date
対象日付 = #2024/07/23#
' 年を取得
Dim 年 As Integer
年 = DatePart("yyyy", 対象日付)
' 月を取得
Dim 月 As Integer
月 = DatePart("m", 対象日付)
' 日を取得
Dim 日 As Integer
日 = DatePart("d", 対象日付)
' メッセージボックスで結果を表示
MsgBox "年: " & 年 & ", 月: " & 月 & ", 日: " & 日
End Sub
上記のプログラムは、特定の日付の「年」「月」「日」を取り出します。
まとめ
DatePart関数は、特定の日付から「年」や「月」、「日」などの情報を簡単に取り出すことができる便利な関数です。