教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAでDatePart関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

DatePart(単位, 日時)

解説

DatePart関数は、指定した日付から特定の情報を抽出するために使用されます。この関数を使うと、日付の一部(例えば、年、月、日、曜日など)を簡単に取り出すことができます。

引数 指定 内容
単位 必須 日付から抽出する情報の種類を指定します。設定値を以下で紹介します。
日時 必須 対象となる日付を指定します。通常、日付を表す変数、セル参照、または日付の値を直接指定します。

単位には以下の設定値が指定できます。

定数 内容
"yyyy"
"q" 四半期
"m"
"y" 日の日数
"w" 曜日
"ww"
"d"
"h" 時間
"n"
"s"

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub 日付情報を抽出()
    ' 日付を設定
    Dim 対象日付 As Date
    対象日付 = #2024/07/23#
    ' 年を取得
    Dim 年 As Integer
    年 = DatePart("yyyy", 対象日付)
    ' 月を取得
    Dim 月 As Integer
    月 = DatePart("m", 対象日付)
    ' 日を取得
    Dim 日 As Integer
    日 = DatePart("d", 対象日付)
    ' メッセージボックスで結果を表示
    MsgBox "年: " & 年 & ", 月: " & 月 & ", 日: " & 日
End Sub

上記のプログラムは、特定の日付の「年」「月」「日」を取り出します。

まとめ

DatePart関数は、特定の日付から「年」や「月」、「日」などの情報を簡単に取り出すことができる便利な関数です。