構文
構文は以下の通りです。
テキストボックス名.ScrollBars = スクロールバー
解説
テキストボックス名は、フォーム上のテキストボックスの名前を指します。ScrollBarsは、テキストボックスにスクロールバーを表示するかどうか、またはどの方向に表示するかを指定します。
【スクロールバー】
定数 | 内容 |
fmScrollBarsVertical | 縦方向のスクロールバーを表示する定数です |
fmScrollBarsHorizontal | 横方向のスクロールバーを表示する定数です |
fmScrollBarsBoth | 縦横両方のスクロールバーを表示する定数です |
fmScrollBarsNone | スクロールバーを表示しない定数です |
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub スクロールバーの設定()
' 縦スクロールバーのみ表示
TextBox1.ScrollBars = fmScrollBarsVertical
' 横スクロールバーのみ表示
TextBox2.ScrollBars = fmScrollBarsHorizontal
' 縦横両方のスクロールバーを表示
TextBox3.ScrollBars = fmScrollBarsBoth
' スクロールバーを非表示
TextBox4.ScrollBars = fmScrollBarsNone
End Sub
' 縦スクロールバーのみ表示
TextBox1.ScrollBars = fmScrollBarsVertical
' 横スクロールバーのみ表示
TextBox2.ScrollBars = fmScrollBarsHorizontal
' 縦横両方のスクロールバーを表示
TextBox3.ScrollBars = fmScrollBarsBoth
' スクロールバーを非表示
TextBox4.ScrollBars = fmScrollBarsNone
End Sub
上記のプログラムでは、4つのテキストボックスにそれぞれ異なるスクロールバーの設定を行っています。TextBox1には縦スクロールバー、TextBox2には横スクロールバー、TextBox3には縦横両方のスクロールバーを表示させています。
まとめ
テキストボックスのScrollBarsを使うことで、スクロールバーを表示する方法を指定できます。それぞれのスクロールバーの方向(縦、横、縦横両方、非表示)に応じて適切な定数を使用します。実際にコードを記述する際には、テキストボックスの名前を適切に指定し、必要なスクロールバーの方向を設定してください。