教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

ExcelVBAでウィンドウをフルスクリーン表示する方法

構文

構文は以下の通りです。

' 全画面表示
Application.DisplayFullScreen = True
' 通常ウィンドウ表示
Application.DisplayFullScreen = False

解説

DisplayFullScreenは、Excelをフルスクリーンモードに切り替えるために使用されます。フルスクリーンモードでは、Excelのウィンドウが画面全体を占め、他のアプリケーションやツールバーは表示されません。この設定は、TrueまたはFalseの値を代入することで切り替えることができます。Trueを設定するとExcelが全画面表示になり、Falseを設定するとExcelが通常のウィンドウ表示に戻ります。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

Sub フルスクリーン切り替え()
    Dim フルスクリーン As Boolean
    ' フルスクリーンモードをオンにする
    フルスクリーン = True
    Application.DisplayFullScreen = フルスクリーン
    ' メッセージボックスで確認
    MsgBox "フルスクリーンモードになりました。"
    ' 5秒待機
    Application.Wait Now + TimeValue("00:00:05")
    ' フルスクリーンモードをオフにする
    フルスクリーン = False
    Application.DisplayFullScreen = フルスクリーン
    ' メッセージボックスで確認
    MsgBox "通常モードに戻りました。"
End Sub

上記のプログラムは、フルスクリーンモードを切り替える内容となります。

まとめ

DisplayFullScreenを使うことで、簡単にExcelの表示モードを切り替えることができます。Trueでフルスクリーンに、Falseで通常モードに戻すことができるので、必要に応じて使い分けてみてください。