構文
構文は以下の通りです。
' 全画面表示
Application.DisplayFullScreen = True
' 通常ウィンドウ表示
Application.DisplayFullScreen = False
Application.DisplayFullScreen = True
' 通常ウィンドウ表示
Application.DisplayFullScreen = False
解説
DisplayFullScreenは、Excelをフルスクリーンモードに切り替えるために使用されます。フルスクリーンモードでは、Excelのウィンドウが画面全体を占め、他のアプリケーションやツールバーは表示されません。この設定は、TrueまたはFalseの値を代入することで切り替えることができます。Trueを設定するとExcelが全画面表示になり、Falseを設定するとExcelが通常のウィンドウ表示に戻ります。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub フルスクリーン切り替え()
Dim フルスクリーン As Boolean
' フルスクリーンモードをオンにする
フルスクリーン = True
Application.DisplayFullScreen = フルスクリーン
' メッセージボックスで確認
MsgBox "フルスクリーンモードになりました。"
' 5秒待機
Application.Wait Now + TimeValue("00:00:05")
' フルスクリーンモードをオフにする
フルスクリーン = False
Application.DisplayFullScreen = フルスクリーン
' メッセージボックスで確認
MsgBox "通常モードに戻りました。"
End Sub
Dim フルスクリーン As Boolean
' フルスクリーンモードをオンにする
フルスクリーン = True
Application.DisplayFullScreen = フルスクリーン
' メッセージボックスで確認
MsgBox "フルスクリーンモードになりました。"
' 5秒待機
Application.Wait Now + TimeValue("00:00:05")
' フルスクリーンモードをオフにする
フルスクリーン = False
Application.DisplayFullScreen = フルスクリーン
' メッセージボックスで確認
MsgBox "通常モードに戻りました。"
End Sub
上記のプログラムは、フルスクリーンモードを切り替える内容となります。
まとめ
DisplayFullScreenを使うことで、簡単にExcelの表示モードを切り替えることができます。Trueでフルスクリーンに、Falseで通常モードに戻すことができるので、必要に応じて使い分けてみてください。