構文
構文は以下の通りです。
Range("セル範囲").Borders(境界線の種類).Weight = 罫線の太さ
解説
Range("セル範囲")は、罫線を引きたいセル範囲を指定します。Borders(境界線の種類)は、どの境界線を変更するか指定します。また、Weightは、罫線の太さを指定します。
【境界線の種類】
定数 | 内容 |
xlEdgeLeft | 左端 |
xlEdgeRight | 右端 |
xlEdgeTop | 上端 |
xlEdgeBottom | 下端 |
【罫線の太さ】
定数 | 内容 |
xlHairline | 最も細い |
xlThin | 細い |
xlMedium | 中くらい |
xlThick | 太い |
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
Sub 罫線の太さを変更する()
' セル範囲A1からC3の上端と下端の罫線の太さを太くする
Range("A1:C3").Borders(xlEdgeTop).Weight = xlThick
Range("A1:C3").Borders(xlEdgeBottom).Weight = xlThick
End Sub
' セル範囲A1からC3の上端と下端の罫線の太さを太くする
Range("A1:C3").Borders(xlEdgeTop).Weight = xlThick
Range("A1:C3").Borders(xlEdgeBottom).Weight = xlThick
End Sub
上記のプログラムは、A1からC3のセル範囲に対して、上端と下端の罫線を太く(xlThick)設定しています。
まとめ
罫線の太さを変更するためには、RangeとBordersを使用します。Bordersでは、変更したい境界線の種類を指定し、Weightでその太さを設定します。